牛角食べてコンプリート! | 1/3の力でいいんじゃない?

牛角食べてコンプリート!

先日、ダンナが上司に賭け(?)をもちかけられた。
「○日間で売り上げをこれだけあげたら食事代だしてやる」と。

達成できないと私ががっかりするので、達成してからそれを教えてくれた。
ただし、限度額が7000円

微妙な数字だ・・・。
キリのいいトコで1万円とか言ってくれよ。
フェラーリを乗り回しているくせにケチだな・・・なんて
思いながら、何を食べようか考えた。


息子はあんまり量を食べないので、大人2人分一人3500円ぐらいの予算で
考えて、ネットでいろいろ検索してみた。
コレが食べたい!というモノもないので、ダラダラと時間がかかって、
それでも決められないので、みんなが寝た後、一人パソコンに向かい
6,7個にまで絞って次の日ダンナに決めてもらう事にした。
かなりの面倒臭がりのダンナはそこから絞るのも面倒だな~
決めてくれればいいのに~ぐらいの態度だったので、
とりあえず軽くキレてみた。


「あんたね、これだけに絞るのにどんだけ時間かけたと思ってんの!
夜中まで一人でやってたんだから!」



そうしたら、「焼肉」とポツリ。


「焼肉なんてピックアップしてねぇんだよ!」


どんな店か大まかに説明したのに、ちゃんと聞いてなかったらしい。


これで焼肉にでもなったら私の努力は水の泡だし、
絶対焼肉になんかいくもんかと思って、
「焼肉なんていつでも行けるじゃん。普段行かないようなのにしようよ」
と言ってみた。(焼肉に行く=親のおごり)

そこで、ふと思った。

もうすぐ終わってしまう「デカレンジャー」
デカレンジャーと言えば「牛角」(そう?)

「どうしても焼肉っていうなら牛角ね。
おいしくないらしいけど。」

「え~おいしい焼肉がいい」とダンナ。

「でもね、7000円でうまい焼肉なんて食べられるワケないじゃん」


かなり迷うダンナ。

私は味はもうどうでも良くなっていた。
息子が喜ぶし、それでいいやって気持ちになっていたので、
強引にダンナを説得していざ牛角へ!


店に着く寸前、息子は寝てしまったのだけど、
もし、デカレンジャーメニューがなかったらどうしようと
不安になった私は、息子を起こす前に店員さんに確認する事にした。

「ウィーン」(自動ドア)

「いらっしゃいませ!」

「あの、デカレンジャーメニューはありますか?」

「はい、ございます」

「じゃ、大人二人と子供一人で・・・」


車に戻って「あるって!」とダンナに言うと、
「え?マジ?あんのか・・・」と残念そう。
まだ他のトコに行く気でいたようだ。

 
味は、ご存知の方もいらっしゃると思うが、まぁその・・・
ってカンジだったんだけど、店員の方達はみんな
とってもカンジのいい人ばかりだったので、また行きたい。

そしてデカレンジャーメニュー!
おまけは絆創膏でした。
デカレン杏仁を食べるともらえるカードがあるんだけど、
3枚入りの袋をお兄さんがたくさん持ってきて、
「どれか一つとって」って息子に選ばせてくれて・・・

「テツがいいな~、デカバイクかな~」

なんていいながらウキウキで一つ選んだ結果・・・


「ケバキーア」
「ベイルドン」
「イーガロイド」

ガーン!!全部敵!


デカレンジャーが一枚も入ってないなんてアリ?

それは悲しすぎるよ・・・。

「あんた、なんて運がないの・・・」

それしかかける言葉はありませんでした。